志方 和蓮(しかた かれん)
本名 志方 和美
1975年生まれ
関西学院大学 商学部卒
筆友会 認定講師
正筆会 師範
日本書道学会 師範
この度は、当教室のホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。
まずは、私と書との出会いについて簡単にご紹介をさせていただきます。
小学生時代の私は、机に向かう勉強よりも友達と体を動かすことがとにかく楽しく、放課後は外遊びに明け暮れる毎日でした。小学3年生になったある時、学校で開催された書道大会で思いがけず入選したことがきっかけとなり、書に関心を持つようになりました。当時の私は書道の師についた経験はありませんでしたが、担任の先生が横について熱心にご指導くださったことが今でも感慨深く思い出されます。その後大学でビジネスを学んだ後、十数年社会人向けのキャリア教育に従事しながら、書道の師について「実用の書」「漢字」「かな」「硬筆」を学んでまいりました。今は大きな夢のひとつであった子供向けの教育にかかわることができ大変嬉しく存じます。今後はかつての私がそうであったように、子供時代のひとつの成功体験がその先も自己を肯定する力となり、生涯にわたりその人の自己実現につながっていくような、キラリと光る夢の種を数多く見つけ出すことができましたら幸いです。これより先も子供たちの健やかな成長と、日本の伝統文化の継承と発展を心より願っております。 志方 和蓮
2015年に青葉区美しが丘西エリアに引っ越してまいりました。それ以前はたまプラーザ駅方面に住んでおりましたが、第一子が生まれたのを機により落ち着いた住環境を求めてこの地に移り住みました。
教室へ足を運んでくださる子供たちにとっても、まるで自宅のリビングのように安心して学べるようなアットホームな空間づくりに努めています。
書を教える立場ではありますが、私にとって書は学びの対象だけでなく、趣味であり芸術活動です。感動的な作品を見つけだして愛でる、自らも作品を製作する。さらに、書は右脳を活性化し、心を研ぎ澄まし、生きる力を高める。これらも書道を志す目的だと思っています。
なによりも、人生の折り返し地点を過ぎ、日本文化の継承に寄与できる機会を得ることができたのはたいへん光栄なことです。
「どれだけ書いたか」は書の技能に反映されることは確かです。しかし、「どんな師についているか」は実力に大きく差がでるところだと私は考えます。
日本には優れた書道家がたくさんいますが、自分の力をどれだけ早い段階で引き出してくれる師(又は名コーチ)に出会えるか、というのはとても重要なことです。私が師範の免許を受けた直後、師匠から「というか、目指すべきはそんな次元ではないよ。」とのご指摘を受け、一気に視野が広がった覚えがあります。書の道は奥深い。今までもこれからも、生涯かけて書を追求する旅を楽しみたいと思っています。